「すると彼らの目が開かれ、イエスだと分かった」(ルカ24:31)

1.エマオへ向かう二人の弟子に伴うイエス様(13-24)「ちょうどこの日」イエスの二人の弟子が、エルサレムからエマオの村へ約11キロの道を話しながら歩いていました。二人は、空の墓についての女性たちや仲間の話を聞いていたにもかかわらず信じることができませんでした。失意の中ただ語り合っていました。そこにイエス様が近づき共に歩き始めて下さいました。でも彼らの目にはイエス様であることが分かりませんでした。彼らはイエス様にエルサレムで起こったことを語りました。

2.イエス様の二人への説き明かし(25-27)。使徒26:22-23そんな二人にイエス様は語りかけてくださり、モーセやすべての預言者たちから始めて、ご自分について聖書全体に書いてあることを彼らに説き明かされました。苦しみを受け、後に栄光に入ることです。二人の聖書の知識が確かになりました。

3.イエス様と分かる二人(28-31) 二人はイエス様を引き留めて、共に泊まることとなり、共に食卓に着きました。イエス様が食卓で「パンを取って神をほめたたえ、裂いて彼らに渡され」ました。この瞬間に彼らの目が開かれてイエス様だと分かりました。よみがえりの主に二人は会えました。直後にイエス様の姿は見えなくなりました。

4.聖書の説き証を聞く間、心は燃えていた(32-35) 二人はイエス様と会ったことをエルサレムの仲間たちに話さずにはいられず、仲間の所に戻りました。十一人とその仲間が集まっていて、「本当に主はよみがえって、シモンに姿を現された」と話していました。彼らも道中で起こったことや、イエス様がパンを裂かれたときにイエス様と分かった次第を話しました。彼らは復活の主の証人となりました。

結語 (エペソ1:17-23)  主イエスは確かによみがえられました。失意の弟子に来て共にいて下さいました。主を裏切った弟子にも現れて下さいました。イエス・キリストは、私たちの罪や咎を赦し、悲しみを喜びに変え、失望を希望に変えてくださいます。復活の主は私たちの心をご存じで来て下さり共にいて下さいます。私たちの心も燃やされます。