「真理の御霊」ヨハネ14:8−17

「その方は、真理の御霊です。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。」(ヨハネ14:17)

○私たちはいつも否定的です(「わかりません」「どうして、わかりましょう」)が、イエス様は常に肯定的です(「たくさんあります」「わたしは場所を備えに行くのです」「また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます」)。すべてイエスさまが先立って用意してくださっているのです(創世記22:14)。私たちは自分にできるかできないかではなく、主が力を与えてくださることを信じて実行するのみです。

○世の中にはハウトゥーがあふれていますが、イエス様は「わたしが道だ、方法だ」と言われるのです。しかも「真理でありいのちである」そのお方が道なのです。イエス様は「わたしを見た者は、父を見たのです」と言われます。なぜなら、天の父とイエス様とは一つだからです。それでも信じられない人にはイエス様のおことばがあります。イエス様のおことばと御わざもひとつです。そこに父がおられるからです。私たちはイエス様がどれほど私たちを愛してくださったかを学びます。しかし今は、イエス様がいのちをかけて愛してくださったその愛を、私たちが示す時です。私たちは、イエス様から始まり2000年間におよぶ、数えきれない人々の命のかかった信仰を受け継いでいるのです。それをどう伝えればいいのでしょうか。

○私たちがイエス様を信じるなら、イエス様がなさったよりも大きなわざを行うことができます。それは、私たちの中にあってなさるご聖霊の御わざです。だから私たちは祈るのです。私たちの祈りが聞かれるのは、イエス様によってだからです(ローマ8:32)。そして、ご聖霊は「助け主、慰め主、弁護者」です。天に昇られるイエス様が、「天で、御父の前で、わたしたちの弁護を」してくださっているのですが、「引き替えの保証として聖霊を地上の私たちに送っ」てくださったのです。そのお方が「真理の御霊」です。イエス様の真理を知った時、私たちも「この聖霊の力によって、、、天上にあるものを求めて、地上のものを求めないことが生活の目標」(問49)となります。