「永遠の選び」ヨハネ10:22−30

「わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。」(ヨハネ21:16)

○私たちは自らイエス様を救い主と信じて洗礼を受けクリスチャンとされました(ローマ10:9,10、3:23,24、ガラテヤ3:16、使徒16:31)。しかし「聖霊によるのでなければ、だれも、『イエスは主です』ということはできません」(1コリント12:3、1ヨハネ4:2,15,10)。イエス様も「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです」と言われます(ヨハネ15:16)。先行する主のお働きがあったのです(ハイデルベルク8)。イエス様が罪深い私たちを選んでくださったのであれば、その選びに変更はありません。主の選びは永遠だからです。救われた者はこの恵みを信じて、この恵みに徹底的に生きることが必要です。

○自分を見るのではなく、イエス様を見ていくことが必要です。天の父が与えてくださった信仰に生かされているなら、決して救いからもれることはないのです(10:27−30)。私たちが主を選んだのではなく、主が私たちを選んでくださったのであれば、どんな問題が襲って来たとしても耐えることができるのです(ローマ8:28-39)。

○私たちが今イエス様のみことばを聞いているということが、私たちがイエス様の羊であるというしるしです。さらに、聞くことは従うことです(マタイ4:19,20)。ただイエス様のあとについていくということであれば、それほど難しいことではありません。そればかりか、それに従うことが一番よく、一番やさしいことだとわかります。

○イエス様の中に天の父なる神を見出すならば、真にイエス様に従わざるを得ません。そのとき、状況がどうであれ「多くの人々がイエスを信じた」のです。主ご自身によって多くの人々が選ばれていたからです。どんな悪い環境の中でも必ず主が選ばれた人々がいます。この、主ご自身の選びと熱心に信頼して、私たちも熱心にイエス様をあかしさせていただきましょう。