
2025年9月28日説教「目を覚まして衣を着て」黙示録16:12-16
「目を覚まして衣を着ている者は幸いである。」(黙示録16:15)
◯「ハルマゲドン」は、「ハル・メギド(メギドの丘)」という意味の地名ですが(ヨシュア17:11、士師1:27、5:19、1列9:15、2列9:3、9:27、23:29)象徴的なものです。最後の戦いは「獣と地の王たちとその軍勢」(19:19)と、天から白い馬に乗って降ってくるキリストとその「天の軍勢」(19:14)、「聖徒たちの陣営」(20:9)との戦いです。そして、キリストは口から出ている「鋭い剣」(19:15)、すなわち、あらゆる武力や軍事力を超えた「神のことば」(19:13)の権威によって勝利されます。
◯「私たちの格闘は、、、この暗闇の世界の支配者たち、また天上にいるもろもろの悪霊に対するものです」(エペソ6:12)。その究極の戦いがハルマゲドンで行われるのです。しかしそれは、神である主の顕現による勝利と審判の日となるのです(ゼカリヤ14:3、4、9)。
◯イエス様の再臨とその直前の最後の戦いに備えて、私たちは目を覚ましていなければなりません(1テサロニケ5:2−4、黙3:2、3)。そして「子羊の血で」洗って「白くした」「白い衣」(3:4、7:14、9、13)を着なければなりません。それは、信仰や証しを堅く保ち続けることです。この最後の戦いの目的は世界の滅亡ではなく全てが新しくされることです。地上の全ての悪が滅ぼされ、神の義と平和の世界が実現し、「神である主、全能者が王となられ」永遠の喜びと祝福が実現します(19:6−9)。その日に備えて全く新しくされ、イエス様の再臨を待ち望みつつ、この地で与えられた福音の使命に歩まされましょう。
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