
2056年1月11日説教「これはわたしの愛する子」マタイ3:13−17
「これはわたしの愛する子。わたしはこれを喜ぶ。」(マタイ3:15)
◯イエス様は創造主であり、全知全能の神でありながら、ご自分の被造物である人間に養われなければならない、「みどりご」としてこの世に誕生されました。東方の博士たちの礼拝はお受けになりましたが、すぐにエジプトに逃れなければならず、さらにその際、二歳以下の男の子たちの犠牲によって、ヘロデの追っ手からも守られなければならないほど、弱く貧しい存在にまで低くされました。
◯イエス様は「ユダヤ人の王」としてお生まれになった全人類の救い主でありながら、人々と一緒に「悔い改めのバプテスマ」を受けようとされました。人の罪をさばくべきお方が、悔い改めを必要とする罪人の中に立たれ、罪人の友になろうとされました。イエス様はただ、神である主の大きなご計画に従い、神の義を満たして行こうとされました(マタイ1:21)。大切なのは、自分の義を通すことではなく、主の御心がなり、その栄光が輝くことだけです(ローマ6:8、14:8)。
◯イエス様がバプテスマを受けられますと、「天が開け、神の御霊が鳩のように」降って来られました。天が開かれたのは、神である主と人との間を隔てていた壁が破られたということです(マタイ27:50、エペソ2:14)。だれでも、イエス様によって、神である主のもとへ行くことができます(マタイ11:28)。
◯そして、天から「これはわたしの愛する子。わたしはこれを喜ぶ」という声がありました。ここに、御父と御子と御霊という三位一体が完成しています(マタイ28:19)。そのバプテスマは、「聖霊と鳩」による平和と喜びのバプテスマでした(ガラテヤ5:22、23、25)。
◯イエス様を信じる人には「神の子どもとなる特権」が与えられます(ヨハネ1:12)。イエス様を信じる人は神の子どもとされます。そして御父から「これは、わたしの愛する子。わたしはこれを喜ぶ」と、イエス様に言われたのと同じことをおっしゃっていただけます。イエス様が罪人の一人となってくださり、バプテスマを受けてくださったのはこのためでした。私たちもイエス様のように、神の子どもとして、天の御父である主のみこころに従って歩ませていただきましょう。


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