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2025年6月22日説教「主イエスの助け」黙示録12:13−18

「しかし、地は女を助け、その口を開けて、竜が口から吐き出した川を飲み干した。」 (黙示録12:16) 

◯黙示録12章では、神と竜、つまりサタンとの戦いが描かれています。天にはもはや彼らのいる場所がなくな」ったので「地に投げ落とされ」ましたが、サタンは未だに滅ぼされてはおらず、彼は自分が受けた敗北に復讐するために、なおも残されている短い時を悪用するのです(エペソ2:2、1ペテロ5:8)。しかし「死に至るまでも、自分のいのちを惜しまなかった」(12:11)者たちがいました。

◯キリストへの攻撃に失敗した竜は、その母である女、つまり、神の民を襲います。しかし、教会は迫害を受けますが逃れ、守られるのです(12:14、申命記32:10、11、イザヤ40;31、1コリント10:30)。また、その期間も3年半と限定的です(ダニエル7:25、12:7)。旧約で預言されていた終末的な苦難の時代は、キリストの到来と共にすでに始まっておりますが、それは完全な主の守りの中にあります。

◯さらにサタンは、闇の力によって、神の民を飲み込もうとします。

「しかし、地は女を助け、その口を開けて、竜が口から吐き出した川を飲み干した」のです。そのように主の民は大水の濁流に飲み込まれることはないのです(詩篇 32:6、出15:4、5、10、12)。

◯主は、人の思いを遥かに超えた主ご自身の方法で、人を救われます(イザヤ 43:2)。この世は、主の民に敵対してきますが、主は必ずご自分の民を助け出されます(詩篇124:6−9)。私たちは、この全知全能の主の守りの中にあり、イエス様が必ずご自身の民を助けてくださると、確信していいのです。

◯天ではもはや敗北し、居場所がなくなったサタンが、地上にその拠点を移し、最後の戦いをしかけます。このサタンに苦しめられている地上の教会は、天上ではすでに勝利の歌が歌われていることを知って、慰め、励まし、力とするのです。サタンは天上ですでに敗れていますから、地上でも勝利できるはずがありません。この世はみな神の世界です。主の完全な勝利と守りの中に置かれている恵みを感謝して、いよいよ福音宣教に励ましていただきましょう。

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