主日礼拝2023年5月28日
「聖霊を受けなさい。あなたがたがだれかの罪を赦すなら、その人の罪は赦されます。赦さずに残すなら、そのまま残ります。」(ヨハネ20:23)
○イエス様が復活された日の夕方、突然イエス様が弟子たちの真ん中に立って、彼らに息を吹きかけて「聖霊を受けなさい」と、言われたのです。「神である主は、その大地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。それで人は生きるものとなった」(創世記2:7)。預言者エゼキエルが命じられた通り骨に向かってに預言すると「息が彼らの中に入った。そして彼らは生き返り、自分の足で立った」(エゼキエル37:9,10)。ご聖霊が教会の上に降るとき、教会はその任務のためにもう一度目覚めさせられ、再創造されます。
○しかしパウロは「私はあなたがたに、御霊に属する人に対するようには語ることができずに、肉に属する人、キリストにある幼児に対するように語りました」(1コリント3:1-3)と言っています。ヘブル書の記者も「あなたがたは固い食物ではなく、乳が必要になっています」(ヘブル5:12−14)と記しています。同じ御霊によって与えられた信仰であっても、その現れが違って来ます。御霊に属する人の特徴は、謙遜さです(1コリント14:37)。私たちが、みことばの通りに従うことで、そのことが証しできるのです。
○そして、復活のイエス様は派遣の主でもあるのです。「全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16:15)ということがそのご命令です。私たちそれぞれが遣わされたところにおいてみことばに従って生活することで、肉に属する人ではなく、御霊に属する人として、福音を証しさせていただきましょう。
○私たちのうち誰にも、他人の罪を赦す権限はありません。ただ、教会には人間に対する神の罪の赦しの事実と、その宣言とメッセージを伝える特権を与えられているのです。心から悔い改め、イエス様を受け入れている人には、イエス様による罪の赦しを確信をもって宣言することができます。だからこそ、私たちはいよいよ、イエス様を信じて、罪を悔い改めるならば、罪が赦されて永遠のいのちが与えられる、ということを伝えて行きましょう。
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