
2025年5月25日説教「もう一人の助け主」ヨハネ14:23−29
「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます」(ヨハネ14:26)
◯イエス様の十字架は、私たちの罪を赦し、永遠のいのちを与え、天の御国に永遠に共に住まわせるためでした。私たちはその天の御国における復活をひたすら待ち続ければいいのでしょうか。
◯イエス様は別れを告げられました(13:33、14:2−4、18、19、28)が、「あなたがたはわたしを見ます」ともおっしゃいました。そこに復活があるのです。私たちは、天の御国においてやがて再び見ることができます。イエス様の復活は、私たちの復活の根拠となられ、私たちに喜び、希望、勇気を与えます。
◯しかしイエス様は、イエス様を信じてみことばを守り、イエス様を愛している人には、天の父とイエス様が「その人のところに来て、その人とともに住」んでくださると言われます。天の御国を待たなくとも、地上においてイエス様に代わるもう一人の助け主であられる真理の御霊が与えられ、そのお方がいつまでも私たちとともに、私たちのうちにおられるからです(14:15−17)。
◯イエス様と私たちとの繋がりは、愛からきます(14:21)。イエス様の「わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません」(14:18)という断固とした決意があったからです。それは私たちといつまでもともにいてくださる神である主の愛です。
◯イエス様が最後に弟子たちに命じられたのは「互いに愛し合いなさい」(13:34)でした。イエス様の愛には応答が必要です。イエス様の愛に応答する時、私たちの愛はさらに増やされさらに前進します。その時、孤独はありません。イエス様が与えてくださる愛も信仰も平安も、この世が与えるものとは違います。この世のものはみな自己中心です。しかし、神である主を中心としたものは、真理に根ざしていますからすたれることはありません。この世の支配者であるサタンも、真の愛には何の力もありません(1コリント13:13)。イエス様を愛する愛を与えてくださる、ご聖霊に従っていきましょう。
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